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中国で相変わらず多い肺結核による死亡者
中国衛生部は4月11日に2005年3月期に中国国内で発生した法定伝染病の発生件数について発表した。この中で、肺結核が症例数・死亡例ともにトップになった。
3月期に報告された甲類・乙類の伝染病の発病総数は343548例で、死亡例が582人、そのうち肺結核で死亡した患者数は171例に上る。3月期では、コレラ・チフス・ジフテリアなどの発生報告はなかった。
報告件数の多かった法定伝染病は、多い順で肺結核・B型肝炎・淋病・はしか・赤痢で全体の87%を占める。一方、死亡例で多かったのは順に肺結核・狂犬病・B型肝炎・エイズ・流行性脳髄膜炎となり、全体の82%を占める。
出典:新華社 北京 2005年4月11日
担当:岸田憲治
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