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広州で絶えない非合法な医療事故
広州市中級法院によれば、2004年度に広州で摘発された非合法な医療行為は31件で、2004年の14件から比較すると、倍になっていることがわかった。非合法な医療行為を行っている人のうち、35%は広州以外の出身者で、被害にあった人の80%は妊婦となっている。さらに死亡率が高く、胎児の20%は死亡し、妊婦に関してもその死亡率が80%に達する。また患者の15%に関しても何らかの傷害を受けている。
法律の専門家によれば、非合法な医療行為が絶えない理由として、都市における医療費が高く、病院に行けない人が多いことに関係があるとしている。被害に遭っている人の大部分が広州に出稼ぎに来ている労働者であることからも裏付けられる。そのため、政府関係機関では、取締りの強化に乗り出している。
出典:羊城晩報 2005年5月10日
担当:岸田賢治
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