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北京で急増する児童の喘息
北京の地元メデイアの報道によれば、北京市では喘息を患っている児童の数が急増していることがわかった。『法制晩報』のデータによれば、北京市では1990年での喘息児童の発生率は0.78%であったのが、2000年には2.06%の増加し、およそ1.6倍となっている。100人中2人に喘息が見られるわけで、全国の水準よりはるかに多い。
中華医学学会のアレルギー反応学会分会によれば、中国には3000万人の喘息患者がおり、そのうち三分の一が児童と見られている。人口が密集している重慶では発生率が4.63%、上海では4.52%となっていて、発生率は高い。北京市では1990年の段階では全国平均以下だったが、2000年より全国平均を上回っている。
出典:東方早報 2005年5月4日
担当:山之内 淳
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