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増える住血吸虫の感染者、中国で1200万人
衛生部が発表した、中国における寄生虫病の流行病学調査にて、一時は激減した肝臓の住血吸虫による感染者が1200万人に達し、15年前と比較して75%増加していることがわかった。その大きな原因に、生の魚・エビ・蟹を食するようになったことに起因するとしている。
このうち、感染者がもっとも多い地区は広東省で、500万人に達する。生活レベルの向上にしたがって、多種多様なものを食するようになったのが直接の原因と見られている。特に、広東省では15年前と比較して182%の増加となっている。肝臓に寄生した場合、腹痛・下痢などの症状から、栄養不良になり、肝硬変などを引き起こす。生ものや半生のものはできる限り食さないように呼びかけている。
出典:羊城晩報 2005年5月17日
担当:岸田賢治
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