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住宅内装と白血病の関係について、研究開始
最近中国では、住宅の内装と白血病についての因果関係について問題がクローズアップされている。住宅内装時に使った塗料などの化学薬品が原因で、子供が白血病になり、裁判になったケースもある。そこで、流行病学的に果たして本当に白血病と内装工事が関係あるのか、上海市で本格的に調査研究が行われることが6月16日に開催された2005年上海国際小児科シンポジウムで紹介された。
今回の研究は、上海市内で新に発生した100例の子供の白血病を患者を対象に、専門家を派遣して家の中の環境調査を行う。調査対象となるのは主に30種類の毒性物質で、測定後関係するモデル分析を行って内装と関係あるかどうかを分析する。
シックハウス症候群に関して、最近中国では多きな問題になりつつある。施工業者がコストを安くあげるために、品質の悪い製品を使っているケースが少なくなく、入居後に体の不調を訴える市民が少なくない。
出典:青年報 2005年6月17日
担当:山之内 淳
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