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18歳でも小児科へ
上海では今まで小児科は14歳以下とされており、一方で内科では一般に18歳以上の患者を診察していたため、14歳から18歳までの年齢層の患者がどの科に行くかが、はっきりと定義されていなかった。そこで、復旦大学付属児科医院などが中心になって、小児科の診察年齢は0歳から18歳までにすることを提唱し、近く採用されることになりそう。
医学的には14歳から18歳の年齢層は体は大人になっているものの、精神心理状態ではまだ成人とみなされておらず、さらにこの年齢層では先天的な疾患が発病しやすく、これら疾患は成人の疾患とは異なるために、見落とされることが多いという。そこで上海でも国際的慣例にのって、0歳から18歳まで小児科で診察できるような制度を作ることになった。
出典:新聞晨報 2005年6月21日
担当:山之内 淳
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