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中国全土での肝住血吸虫病感染者は1200万人
中国衛生部は2001年6月から2004年末までに中国全国で発生した肝住血吸虫病の現状調査を行った。この中で、中国全土での肝住血吸虫病感染者は1200万人となり、15年前と比較すると75%の増加となっていることが分かった。感染者が多い地区は広東省で、500万人に達する。その主な原因は、食べ物による感染で、特に最近中国人の間でも生の魚、エビ、カニなどを食するようになったのが原因といわれている。血吸虫病は症状が軽ければ腹痛や栄養不良、肝臓肥大などの症状が見られるが、悪化すると肝硬変や小人症などになる。
出典:上海中医薬報 2005年6月3日号
担当:岸田 賢治
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