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深センで発生したチフス、死亡者はなし
深セン市衛生局が7月6日に発表したところによると、市内のある工場にてチフス患者が発生し、6人に関してはチフスと確定されたが、死亡者は出ていない模様。
この患者は深セン市横嶺の工場の工員で、6月27日にまず高熱の症状が見られた。その後、食欲不振や全身の中毒症状が見られ、現地の病院で治療を受けたが、衛生防疫部門の調査により、チフスの疑いがもたれた。
チフスは中国では乙類伝染病に分類され、早速各部門に通知が出されて、対策にあたったという。市民には、手洗いを励行し、室内の空気の循環をよくし、ゴキブリ・ハエ対策を十分に行うように呼びかけている。
なお、深センではチフスは毎年見られており、数人の発症例が確認されている。
出典:新聞震報 2005年7月7日
担当:岸田 賢治
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