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栄養過剰で、子供が高血圧に
高血圧患者の低年齢化が中国都市部全体で進んでいる。上海市でも7歳で高血圧と診断される患者がいるなど、低年齢化は深刻だ。
上海復旦大学付属児科医院が7歳以下の児童に関しての健康調査を行ったところ、3歳から6歳の年齢層で6.9%の児童の最低血圧が正常値を越えていたほか、5.2%の児童の最高血圧が正常値を超えていた。また同時に、3歳から6歳の年齢層で、肥満率は5.7%に達していることもわかった。
これらの調査結果について、児科病院では栄養過剰と運動不足がその元凶とし、発育不良に関しては親も十分に気をつけている一方で、肥満に関してはその関心が薄く、親の認識の甘さが影響していると注意を促している。実際に、子供時代に肥満だった場合、成人しても60-80%の割合で肥満状態となっており、子供時代の栄養のコントロールが大切であることを実証している。
出典:新聞晨報 2005年8月5日
担当:岸田 賢治
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