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上海で4割の未成年の妊娠少女、人口流産を厭わず
未成年の望まない妊娠を未然に防ごうと、上海市浦東新区のある病院では、電話ホットラインを開設した。7月8日に相談を開始して以来、合計1500本あまりの相談を受け付けた。そのうち、避妊や流産に関する相談が全体の三分の一を占めるという。そしてこの間に200人もの少女が人工流産の手術を受けた。このうち最年少では13歳、もっとも年齢が高い少女で18歳。
問題となっているのは、人工流産に対する意識の低さで、病院側の調査によれば、未成年の妊娠のうち、4割ほどが人工流産に対して違和感をもっていないとしている。さらにホットラインにかけてくる少女たちの5割が避妊に対する知識すら持っていないという。人工流産が母体にもたらす影響や、道徳的問題についても、まだまだ深く討論される必要がありそうだ。
出典:青年報 2005年8月31日
担当:岸田 賢治
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