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上海市、医師のアルバイトの規制強化
上海市衛生局では、公立病院や民間病院における医師のアルバイト診療の取締りを強化している。中国の法律では、医師は衛生局に登録された病院でしか診察できないことになっている。そのために、医療行為を行うには、医師ライセンスのほかに衛生部門が発行する登録証を所持しなくてはならない。しかし、一部の民間病院では専門家が足りないため、公立病院から専門家の派遣を依頼しているケースが多いが、そのほとんどが正式な手続きを踏んでおらず、問題になっていた。また、衛生局の許可なしに勝手に診療科を増設したりしているケースも多く見られた。これまでに356箇所の医療機関が摘発されており、罰金総額は641100元に及ぶ。指導を受けた病院も1000箇所近くに及ぶ。上海市衛生局では10月、11月にわたって重点的に取締りを強化する。
出典:青年報 2005年9月30日
担当:岸田賢治
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