|
▼中国最新情報
« 中国最新情報 トップに戻る
浙江省嘉興市でのコレラ、158例に
浙江省衛生廳が8日発表した嘉興地区におけるコレラの発生状況は、患者数が158例となった。そのほとんどは、症状がかるく治癒しているが、まだ72例が入院している。浙江省の中でも、嘉興はコレラなど腸疾患が多発している地区で、不潔な飲食と水が原因と見られている。
中国でのコレラ発生は、ここ3年間少なかったが、今年に入って増加の兆しを見せている。南方でコレラ菌の変異がおき、さらに自然災害が拍車をかけているものと思われる。そのため、9月に入って患者数は去年より大幅に増加しており、生ものなど飲食には十分に気をつける必要がある。また、10月に入っても、南方を中心にコレラの局地的流行が予想されている。
出典:青年報 2005年10月10日
担当:岸田賢治
ページトップへ戻る
|