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中国産健康食品に鉛超過問題が深刻
中国国家総局が11月4日に発表した食品質量観測通告において、中国の市場に出回っている健康食品に含まれる鉛の含有量が、規準値を超えているものが多いとして、注意を呼びかけている。
通告によると、江蘇・安徽・天津・上海・青海の5つの地区における60の企業が生産する健康食品を調査したところ、15%が不合格で、そのうちの6割が鉛の含有量が大幅に超過していた。
その原因として、たとえばカルシウムを補う健康食品のうち、動物の骨格や海産物を原料とするものは、原料自体に鉛の含有量が高く、蓄積されたものと考えられている。また一部健康食品では、衛生管理がなっておらず、細菌の数が基準値を大幅に超えているものも明らかになった。また企業の衛生知識の欠乏が問題の商品があるという。
出典:2005年11月5日 新華社
担当:岸田 賢治
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