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インフルエンザ治療薬「タミフル」の副作用報告、上海でも
日本で発生したインフルエンザ治療薬タミフルが関連するとされている副作用の問題で、上海市薬品不良反応監測中心では、上海市内でもタミフルが原因と見られる副作用の報告が20例ほどあるとして、注意を呼びかけている。副作用の主な症状は、下痢・嘔吐・腹痛などの消化器系の症状が中心。
上海市薬品不良反応監測中心では、タミフルの使用に関して、最近予防的に服用する市民がいるが、ワクチンのように完全に予防することは難しく、予防としての長期服用は避けるように呼びかけている。
現在、上海市内では日本で発表されたような幻覚や行動異常というような反応は見られていない。また、アメリカFDAでは、18日に報告書を発表し、タミフル服用と日本で発生した12人の青少年の死亡との因果関係はまだ結論できないとしている。
出典:新聞晩報 2005年11月19日
担当:岸田 賢治
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