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髄膜炎菌性髄膜炎で3歳児が死亡、中国上海
上海市疾病予防コントロールセンターでは、2月を髄膜炎予防の重点月間として、市民にPRを行っている。
そんななか、5日午後に上海の児童医院に緊急搬送された髄膜炎の3歳の患者が死亡している。この患者は、夜急に腹痛を訴え、その後発熱、さらに朝には全身に針の頭大の小さな出血点が見られた。その後、治療のかいなく死亡している。
髄膜炎菌性髄膜炎は、双球菌による感染で、一種の呼吸器官の感染症。中国では毎年のように発生しており、抵抗力が弱い患者の場合で子供の場合、死亡するケースも多い。特に、症状が重い場合は24時間以内に死亡することもあり、高熱が出て、さらに体に黒い小さなブツブツがでてきたら、要注意だ。
予防には、子供をなるべく人ごみに連れて行かないこと、さらに部屋の換気を十分にすることが大切と上海市政府は宣伝している。
▲関連情報:国立感染症研究所感染症情報センターの病原微生物検出情報
出典:青年報 2006年2月
担当:岸田 賢治
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