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湖北省での鳥インフルエンザ死亡例の詳細について
4月20日に湖北省衛生廳が湖北省発した鳥インフルエンザ患者が、4月19日に死亡していたことを明らかにしている。
21歳のこの男性患者は、武漢のある企業のガードマンで、3月18日に故郷の沙地郷村に戻り、6日間滞在したのちに、武漢に戻った。その後、4月1日に高熱と肺炎の症状を訴え、病院に入院したものの、症状が悪化した。4月18日に衛生部の専門家により鳥インフルエンザであることが診断され、19日に死亡した。
この死亡例に対して、湖北省防治禽流感指揮部弁公室によると20日に農業部の専門家を派遣して、流行病学的調査を行った。その結果、患者の故郷であった故郷の沙地郷村での鶏など家禽類の異常は見られず、鳥インフルエンザもこれまでに発生した形跡はなかった。また、このエリアの鶏450羽に対しては、4月10日以前にインフルエンザ予防接種が行われていたことも明らかになっている。
患者の感染について、湖北省防治禽流感指揮部弁公室では故郷に帰ったことに関係があるとしているものの、どこで感染したかや、詳細については分からないとしている。
出典:新華社武漢 2006年4月20日
担当:岸田 賢治
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