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チチハルのニセ医薬品事件、広州で10例目の死亡者
チチハル第二製薬有限公司が生産したニセ医薬品、「亮菌甲素」(Armillarisin A)が原因で6月2日に広州で10例目の死亡者がでた。
この患者は、今年60歳の男性で、広東省潮州出身。3月29日に肝炎が原因で入院した。肝臓病の治療のために亮菌甲素を投与したところ、食欲が無くなり、嘔吐・発熱が始まった。その後、意識不明となり、心臓・腎臓・肝臓など多臓器不全でなくなった。
このほか、広州中山三院には人工呼吸器をつけた重篤患者が1例おり、予断が許されない。入院中の他の2例の患者は様態も安定している。
広東省衛生廳では、これまで9例のニセ亮菌甲素が原因の死亡者が出ており、5人は入院中に死亡し、4人は退院後に死亡した。(『中医ドットコム』)
出典:新華社広州 2006年6月4日
担当:岸田 賢治
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