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腹針国際学術研究会が広州で開かれる
第1回腹針国際学術研究会が2005年9月に広州で開催された。同時に、広東省中医院腹針研究所の開設式典も行われた。
今回の研究会は中国鍼灸協会が主催し、広東省中医院、北京薄氏腹針研究院が実行委員となって行われた。さらに、広東省鍼灸学会・シンガポール鍼灸学会・イタリア腹針医学会も協賛している。今回の会議には広州中医薬大学の鄧鉄涛教授や中国国家中医薬管理局の幹部のほか国内外から200名あまりの専門家も参加した。
腹針は、30年ほど前に薄智雲教授が偶然にも腹部の特定の経穴が疾患に効果があることを発見し、腹針の系統的な研究がスタートした。腹針の治療原則は、「調理臓腑・兼顧経脈局部」で、「先天経絡学説」が提唱された。その上、「神亀全息図」が発明され、中医学の中でも重要な発見だともいわれている。
腹針の特徴は、治療操作が比較的簡単で、効果が高いこと。特に市民の健康をサポートする住宅地に設置されている社区衛生サービスセンターなどでの活用も期待されている。
出典:中国中医薬報 2005年9月20日
担当:山之内 淳
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