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▼中国最新情報
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中国での中成薬の「緑色薬品」政策について
中成薬の安全問題は、中国でも大きな話題になっている。これは今に始まったことではないが、中国では2001年より「薬用植物および製剤の輸出入に関する緑色業界標準」が制定されている。これは現在中国で使われている中薬や生薬に関して、もう一度評価をし直し、承認を出すというシステムだ。今後、中国の中成薬が国際市場へ出るためには今後必要不可欠な基準になるわけだが、現在この基準をパスできた中成薬は中国全体でも三分の一にすぎない。最近では上海の製薬会社が発売している中成薬のうち新たに11種類がこの基準の認定を受けた。基準には重金属の含有量や、生薬の残留農薬の問題、微生物などの有害物質の検出など数項目が含まれている。上海で今回基準をパスした薬品は以下のとおり。
雷允上薬業・・・珍菊降圧片、金胆片、三七傷薬、丹参片、左帰丸、感冒退熱顆粒、猴頭菌片。
滬光牌・・・西紅花
吉霊牌・・・銀杏tong脂
竜虎和天壇牌・・・清涼油
上海信誼百路達・・・銀杏葉カプセル
出典:新民晩報2004年6月15日
担当:山之内 淳
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