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中国の医師資格について
最近、外国人も中国の医師国家試験を受けれるようになり、韓国人を中心に中国で中医学や西洋医学を勉強しにくる人が多い。しかし実際に中国で医療行為を行う場合は、さらに「医師登録」を行わなければ医療行為ができない制度になっている。残念ながらいまのところ「医師登録」に関しては、外国人には解放されていない。またこの「医師登録」に関しては更新制で、終生つかえるものでもない。
もちろん大学の附属病院などの教育機関で実習している学部生、研究生、博士課程の学生および大学を卒業して1年目の医学生に関しては、有資格者の指導のもとで、臨床活動ができるようになっている。しかし、単独での医療行為は認められていない。
また医師資格を取得していても、「医師登録」をしてないものが、医療行為を行った場合、県クラス以上の人民政府衛生行政部門より10万元(約140万円)以下の罰金が課される。さらに医師資格も剥奪されることになっている。
最近、中国各地で非合法な医療行為が明るみになっており、政府も取り締まりに力を入れだしている。
出典:新民晩報など
担当:山之内 淳
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