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香港衛生主管部門が不純物が混入しいてた生薬の回収を指示
香港の衛生署が、6月25日から29日にかけて、3件の生薬による中毒事件の報告をうけていたが、その原因が生薬を取り扱うある業者が輸入して販売した蒼朮が原因であることがわかった。
この3人の患者は、それぞれ同じ店で、同じ種類の蒼朮を購入しており、この処方を服用したのちに、顔が赤くなり、口が渇き、さらに排尿が困難になる症状が見られた。すでに3人は入院治療ののち回復している。
この件について調査を行っていた香港の衛生署では、蒼朮の中に、何らかの原因で、成分分析の結果、アトファンもしくはそれに似た物質が混合しれていたことを突き止め、その原因の調査に乗り出した。
蒼朮自身は、中医学および日本漢方でも常用される生薬で、アトファンなどの成分は含まない。どういう形で不純物が蒼朮にはいったのか、調査結果が待たれる。
出典:新華社 7月1日 より抜粋
担当:山之内 淳
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