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韓国の宮廷時代劇「チャングム」が日本で放映決定。
中医学とこの韓国時代劇がどういう関係にあるのか、と疑問に思われた方も多いではないだろうか。朝日新聞の報道では宮廷時代劇「チャングム」(仮題)はNHKで10月7日から毎週木曜日の夜に衛星第2放送で放送することになるとある。この時代劇について、筆者も何人かの知り合い韓国人の友達に聞いてみたところ、とにかく当時はチャングムを中心にすごい人気だったらしい。内容も幾分コメディーなタッチも含まれており、放映時間になると、みんなテレビに釘付けになったようで、道理で視聴率が50%を越えているということも理解できる。韓国ではこのドラマで宮廷料理が一躍脚光を浴びたと、筆者の韓国人友人も話していたが、忘れてはならないのは、このドラマが16世紀初頭の朝鮮王朝を舞台に、主人公が医学を学び、宮廷の中の王の主治医になっていくという筋書きだ。そこには韓国伝統医学、いわゆる「韓医」を垣間見ることができる。時代劇とはいえ、言葉はかなり平易にされているため、親しみやすいということだ。
韓国伝統医学と中医学は非常に密接なかかわりがある。韓国伝統医学にも舌や脈も診れば、針や生薬を使われるし、さらに理論的にも共通点が多い。その証拠に、現在中国大陸には多数の韓国人留学生が中医学の習得に留学にきており、その数は日本人留学生を大幅に上回っている。
このドラマを通じて、日本で韓国伝統医学への認識が高まると同時に、中国を含めたアジアの伝統医学についても感心が高まる可能性が十分にある。
出典:朝日新聞など参照
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