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上海の病院に中医の専門科を設置へ
上海市では中医病院をますます発展させるために、今後3年間にわたって250万人民元(約3300万円)を投資して、50あまりの中医学を特色とした科の発展に取り組む。
現在、上海市内各地にある中医病院には年間102万人が利用しており、毎年18%以上の伸び率となっている。2001年から、上海市では「上海市中医特色専科プロジェクト」を始動している。特に肝臓病や癌、血管病など12項目に関しては、中国国家中医薬管理局によって全国中医重点専門科に指定され、さらに5つの科に関しては上海市臨床医学センター設立に向けての整備が進められる。
一方、上海市政府もこれまで15億人民元(約201億円)を投入して、中医病院および教育機関の整備を行っている。この中で、上海中医薬大学の新キャンパスへの移転や、附属竜華病院・岳陽病院の改築、曙光病院の新築移転計画などのほかに、各区クラスの病院のハード面の整備と移転計画を推進していく。
出典:新民晩報 2004年9月23日
担当:藤田 康介
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