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ハーバード大学医学部にて「第10回ボストン中医研究討論会」が開催される
10月3日にハーバード大学医学部にて「第10回ボストン中医研究討論会」が開催された。会議には中国からは中国中西医結合学会会長陳可冀院士が参加したほか、ボストン中医研究討論会主席、マサチューセッツ州中医学会張群豪会長、ハーバード大学医学部のDavid LEE教授、ボストン大学のJin Xiao教授など120名あまりのハーバード大学関係者とマサチューセッツ州の中医師たちが参加した。
陳可冀院士は今回の訪米で、中医薬による悪性腫瘍および循環器系疾患の研究に関して、ハーバード大学と合同で国際研究を行うことが決まったほか、中医学と西洋医学が如何に補完しあって発展するかについて、公演を行った。
マサチューセッツ州中医学会張群豪会長によれば、現在のマサチューセッツ州の中医学会会員数は100人あまりで、ニューイングランド地区では最大の規模を誇っているという。アメリカにおける中医学の発展および、中医師たちの地位を向上させるために、大きな役割を果てしている。これら会員は、マサチューセッツ州など、ニューイングランド地区の6つの州での中医師の資格を獲得しており、すでに一定の臨床経験をもつ医師も少なくない。またハーバード大学で中医学、西洋医学の研究を行っている人も多い。
中国中西医結合学会会長の陳可冀院士は、中国で中西医結合を唱える中心的人物の一人で、すでにこの方面では数十年の研究を行っている。
出典:中国中医薬報 2004年10月11日
担当:山之内 淳
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