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広東省で中医医院を利用する市民が増加
2004年10月13日に開催された広東中医座談会にて、広東省では今後各地に中医学の「名医院」、「名科目」を設置して中医学の診療レベルの向上をめざす。まずは広州・深圳・佛山地区において、3年以内に5箇所の中医名医院を設立し、2010年までに各医院の重点科を基礎に120の重点専科を設置する。
広東省は、中国でも中医学がかなり盛んな地区である。広東省内には168箇所の医療機関があるほか、中医診療所を訪れる市民はのべ3283万人に及ぶ。さらに広東省の農村地区での医療機関でも、59%に施設で中医学による診療をうけることができる。その結果、今年の中医院の収入は去年と比較しても28%の増加で、とくに高血圧科・骨傷科・肛門科などの科に人気があるほか、中風の後遺症の治療にやってくる患者が多い。
さらに2010年までに、広東省内に20箇所の総合中医病院を設立する計画も発表された。(写真は広東省中医院)
出典:羊城晩報
担当:山之内 淳
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