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第3回王清任学術思想研究討論会が開催される
中華中医薬学会と王清任研究会が主催する清代の名医、王清任の学術思想を討論する研究会が11月13日に河北省唐山市で開催された。王清任のしるした『医林改錯』はいろいろな批判もあるものの、後世の中医学に大きな影響を与えた。
特に王清任の活血化瘀学説は今でも広く臨床で応用されている。またまだ未熟ではあったものの、人体解剖への取り組みも行われ、解剖学的な人体臓腑の生理的記述も見られた。気虚血瘀学説と、活血化瘀に関する多数の処方は、ここ数年の現代中医学においても重点的な研究の対象となっている。今回の学会では活血化瘀関連以外でも、王清任が重視した気血虚実証と気血と神志の関係なども取り上げられた。
出典:中国中医薬報 2004年11月29日
担当:山之内 淳
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