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広東省、2004年から500万元を投資して農村の中医学発展を目指す
2004年12月に新興で開催された広東省農村中医工作会議で、2004年から毎年500万元を(約5000万円)を広東省の農村部の中医学の発展に重点的に投入することになった。さらに農村部の50箇所の病院の中医科や薬局の重点的整備を目指す。すでに各省クラスでは4年間で12億元が中医学の発展に投資され、中医病院における入院患者、外来患者数も昨今では増加傾向にある。さらに広東省の農村部では橘紅・首烏・陳皮・杜仲・黄柏が特産物で、全国的にも名高く、農民たちの生活の中でも日ごろから砂仁・巴戟・玉竹・五指毛桃などが食用として広く使われている。そのため、広東省の農民たちの間では、中医学に関する関心が高い。そこで、農村地区の診療所などでも積極的に医療コストの安い中医学を応用し、患者の治療に役立てる方針。広東省の農村にある100箇所の県クラスの中医院のうち、3箇所では「全国示範中医院」として評価を受けている。
出典:羊城晩報 12月10日
担当:山之内 淳
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