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対策が求められる中国の生薬の偽物
高価な生薬を中心に、偽物が氾濫し、消費者が騙されるケースが多発し、中国の行政も対策に乗り出しているものの、まだまだ氷山に一角にすぎない。12月に入って、中国安徽省の華陀の故郷にある中国で最大規模の生薬市場、毫州市で一斉検査があり、偽物生薬の生産点の摘発が行われた。
その中で、よく偽物が作られるのが冬虫夏草・牛黄・熊胆・麝香などでだ。その手口は熊胆を偽って豚胆を使い、そこに熊胆の粉を降りかける方法や、粘土と雑草を使って冬虫夏草を作ったり、麝香も粘土に着色したりなどなど手口もいろいろ。
現在、正規のルーツでは冬虫夏草は1キロ2万元から4万元、熊胆は1キロ2万元、麝香は1キロ10万元で取引されている。(参考:1万元=12万円)
出典:新華社 合肥 2004年12月13日
担当:山之内 淳
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