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2004年、中国のメデイアで度々登場した中医学
2004年は中国のメデイアで中医学が比較的多く取り上げられた年でもあった。中国国家中医薬管理局と中国の主要メデアの代表者と行われた座談会において、2004年の中医学とメデイアについて討論が行われた。中国の主要メデイアの一つである中央電視台(CCTV)においては、ニュースだけでも30本、新華社関連の中医関連ニュースが20本、その他の主要メデイアもあわせると500本を越える。
2004年にメデイアの注目を浴びたニュースは、中医学によるSARSの治療と予防に関する研究成果、中医臨床診療技術の整理と研究、毒性のある中医薬の研究、エイズと中医学、中医学の標準化政策などのほか、白求恩奨を獲得した長春の任継学教授もメデイアに度々登場した。
またCCTVでは中医学の研究成果を広く市民に伝える『健康之路』、『夕陽紅』、『天天飲食』などの番組や、全国の中医病院の名医や特色の有る病院、科の紹介なども行っている。またドラマでは、中医学をテーマにした時代劇が放映されるなど、もともと中国人の間には中医学が広く知れ渡っているために、結果的に多くの場面で中医学と接することが出来るようになっている。
2005年も引き続き中医ドットコムでは中国の中医学の動静に注目していく。
出典:中国中医薬報 2004年12月24日
担当:山之内 淳 整理
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