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「世界文化遺産」への登録を目指す中医学
『人民日報』の報道によれば、中国国家中医薬管理局では、中医薬を世界文化遺産登録への申請を行う方針で、調整を行っているようだ。すでに中国教育部、衛生部などの関係部門が世界文化遺産へ登録するための準備作業をはじめており、2005年中に申請書をユネスコに提出する予定。
WHOは2003年での「世界伝統医学発展戦略」構想において、すでに鍼灸・中医薬などの伝統医薬を重視する方針を打ち出している。また全世界130ヶ国で中医学が運用されているが、中医学が利用できる医療機関が5万箇所、鍼灸師は全世界に10万人強いるといわれている。
すでに中国の昆曲芸術と古琴芸術が無形文化財として登録されている。今回中医学を無形文化財として保護し、発展させて行きたいとしている。
出典:中国中医薬報 2005年1月10日
担当:山之内 淳
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