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上海で上級西洋医師のための中医研修プロジェクト始まる
上海市衛生局では、近日『上海市高級西学中研修班人材育成計画実施方案』のプロジェクトを開始させる。これは、現在不足している中医学と西洋医学両方の精通しているベテラン医師の育成を進めるためのもので、西洋医学の基礎をしっかりともった医師に、中医学の知識を身につけてもらい、臨床で活用してもらうのが狙い。すでに32名の西洋医師がこのプロジェクトに参加することが決まっている。
誰でも参加できるわけでなく、主治医の国家資格を取得し、すでに臨床経験が豊かな医師に限られていて、学歴も博士号取得者が13名いる。3年間集中的に研修し、中医基礎理論から臨床実習まで系統的に勉強する。また、老中医との交流を積極的に行い、学術の継承にも力を入れる。指導にあたる医師は、臨床経験が30年以上で、中医学・西洋医学両方に精通しているベテラン医師で、一人の指導医師に1~2人の研修生がつく形になる。3年の学習後に、上海市衛生局は試験を実施して「修了証明書」を発行することになっている。
出典:中国中医薬報 2005年2月7日
担当:山之内 淳
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