中医学の東洋学術出版社：中国最新情報

　中国の一部地区で見られている流行性脳髄膜炎に対して、中国の中医の専門家による研究討論会が2005年2月4日に北京で開催された。今回の討論会に参加したのは、中国中医研究院西苑医院・北京中医薬大学附属東直門医院・北京市中医医院・解放軍302医院などの専門家で、中華中医薬学会が主催した。この中で、流行性悩髄膜炎の中医学による治療法の検討が行われ、ガイドラインの草案も作られた模様だ。西洋薬と中医学を併用して治療する試みや、大規模に拡大した場合に、中医学がどのように関与できるか、さらに予防に関する対策などが検討された。　

出典：中国中医薬報　2005年2月7日　
担当：岸田　憲次