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シンガポールでも中医学と西洋医学併用治療の試み
シンガポールでは、中風の後遺症患者などを中心に鍼灸が使われており、さらに中薬を使った治療も盛んである。しかし、西洋医学の病院に中医学が入り込むにはまだ障壁が少なくなかった。
そこで、シンガポールにある宏茂橋医院と中医学院が2月17日に合作の協定を交わし、中医学と西洋医学を併用した治療を病院で行うことが可能になった。この席にはシンガポール衛生部部長の許文遠氏も出席し、今回の合作がうまくいけば、今後はその他の西洋医学の病院にも補助的治療として中医学を導入していきたいとコメントをしている。
宏茂橋医院の庄永昭医院長によれば、病院を訪れてくる中風後遺症の患者のうち10%は中医学の治療を併用しており、この人数は増加傾向にあるという。そのため、今回の中医学院との合作プロジェクトが実現したという。
出典:中新社香港2月18日
担当:山之内 淳
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