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中医骨傷科(整形外科)の専門家、郭春園先生が亡くなる
中国で著名な中医骨傷科(整形外科)の専門家で深セン市平楽骨傷科医院名養院長の郭春園先生が亡くなった。享年82歳。
郭春園先生は、1923年1月に河南省に生まれる。平楽郭氏正骨の継承者で、鄭州市骨科医院の院長、深セン市平楽骨傷科医院の院長も歴任している。家訓として平楽郭氏正骨の治療技術は公開してはならないことになっていた。しかし1956年に郭春園先生が初めて郭家に伝わる秘伝の治療方法を公開したほか、2002年には代々家に伝わっている13の処方も公開し、中国における中医骨傷科(整形外科)の発展に寄与した。その後、『平楽郭氏正骨八法』や『世家正骨従新』などの書物で、その技術を伝えている。これまでにあわせて200名あまりの医師を育ててきた。
平楽郭氏正骨とは中国での4大正骨流派のひとつで、衛生部や国家中医薬管理局が定める全国500人の第1回目中医薬専門家に選ばれている。
出典:中国中医薬報 2005年2月28日
担当:藤田 康介
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