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中国ではじめての中医学を使った植物状態患者の蘇生研究センター
中国国内では初めて、中医学を応用した「植物状態の患者蘇生センター」が北京軍区総医院東院内科に設立された。これは、中国国家中医薬管理局のプロジェクトで、中医学を使った診療・治療技術の研究を行う。すでに7万元の研究基金を取得している。
この病院では、旧来の高圧酸素療法や新薬による治療のほかに、新たに腹針、頭針、運動針法などを統合した治療が行われる。今後、植物状態の患者の蘇生のために中国国家中医薬管理局のプロジェクトの一環として、さらに南京の紫金医院、西安の脳病医院に研究センターを設置して、全国で3つの研究所の体制で研究を行う。
中国では最近植物状態の患者が増えており、毎年10万人増加しているという。多くは、交通事故、中毒、脳出血が原因で、北京軍区総医院東院内科では中医学を使った「刺動促醒法」で総合的な治療を行っている。
出典:『京華時報』
担当:岸田憲治
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