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フィリピンなどで増える中国の中医師
東南アジアでにわかに中医病院や診療所が増えている。フィリピンではこの10年間で中薬店の数が6-7倍に増加したというデータもあるぐらいだ。
フィリピンで中医病院や診療所で患者1人が支払う費用は日本円にして500円から600円ぐらい。西洋医学が2000円から3000円ぐらい必要であるのに対して、安く設定されている。その多くは首都マニラにあり、マニラには現在中薬店が30店舗ほどあるといわれている。値段が安いだけに、患者も多く、中国ではなかなか収入が見込めない中医医師が、フィリピンで収入を上げているケースも少なくない。患者は主にフィリピンに住んでいる華人が多い。
一方で、インドネシアでは中医協会が作られ、すでに会員が1000人近くおり、毎年協会が主催してボランテイアの診察なども行っている。
出典:新聞晨報 2005年4月26日
担当:山之内 淳
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