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中薬(漢方薬)が骨の代謝に有効
ハルビン医科大学付属第二医院の劉高峰医師などのグループが、臨床研究と動物実験を通じて、中薬が骨の代謝疾患の改善に一定の作用があることを『中国骨粗鬆雑誌』にて発表した。骨の代謝疾患の中でも、骨粗鬆症などに関しては特に効果があるとしている。
この中で、自然老化したマウスを使ったマウスの骨粗鬆症モデルによる実験では、補腎の処方(六味地黄丸を基礎に肉蓯蓉、淫羊藿を加えたもの)を用いると、骨の代謝が改善し、尿におけるカルシウムの排出を抑え、骨の転換を進め、骨の形成を促進することがわかった。さらに、最近の中国の研究では、原発性骨粗鬆症や甲状腺亢進による骨代謝の乱れを是正する働きも確認されている。
出典:新華社 2005年5月11日
担当:岸田賢治
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