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広州市の清平中薬市場、取引を電子化へ
全国的に名高い中薬(生薬)市場である清平中薬市場が取引の健全化と透明化を図るために、電子化取引制度を導入することになった。清平中薬市場は中国国内で17箇所ある法定の生薬市場で、約490種類の生薬が取引されている。大都市の中では、唯一市街地にある大規模生薬市場として名高い。そのため、国内市場向けだけなく、海外からも買い付けにやってくる商人が少なくない。
しかし、広州市食品薬品監督局によれば、清平中薬市場は規模が大きいものの、トラブルが絶えず、管理問題がつねに山積していた。そこで、市場全体の改装を進めており、2005年末までに第二期工事が完成すれば、屋外取引はほぼなくなり、屋内取引に集約化される。電子化システムを導入することにより、偽物生薬の問題にも積極的に取り組みたいとしている。
出典:羊城晩報 2005年6月1日
担当:山之内 淳
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