|
▼中国最新情報
« 中国最新情報 トップに戻る
雲南省で小学生約150人が生薬中毒、一人死亡
15日午後2時ごろ、雲南省禄勧県茂山郷紅石岩小学校で、学校が用意した水疱瘡予防のための煎じ薬を服用した250名の小学生が、相次いで下痢や嘔吐などの中毒症状を訴え、病院に運ばれた。このうち11歳の女子児童が肺水腫のため死亡した。
関係者の話によると、この小学校には1年生から6年生まで252人の児童がおり、この日校長の勧めにより学校の大鍋で水疱瘡と感冒予防用の煎じ薬を煎じて、午後2時ごろに児童に服用させたという。ところが、午後4時ごろになって児童が相次いで下痢、嘔吐、悪心などの症状を訴えた。同時に、この煎じ薬を服用した一部の教員にも同様の症状が見られたという。
衛生部門の検査により、原因は集団で服用した煎じ薬が原因であるとして、調査を進めている。
出典:東方早報 2005年6月17日
担当:岸田賢治
ページトップへ戻る
|