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上海の癌治療用の中成薬がシンガポールで認可
上海で開発・生産された癌治療に使われる中成薬「双霊固本散」が、シンガポールで「中成薬」として始めて認可された。現在、中国国内の多くの中成薬は健康食品などの扱いで海外で認可されるケースが多いが、今回のように医療用として認可されたケースはかなり珍しい。シンガポール政府衛生部門の指定の実験を繰り返し、ほぼ1年の時間を費やした。
関係者によると、「双霊固本散」は現在日本・フィリッピン・タイ・南アフリカ・アメリカ・欧州などの各国で申請中だ。アメリカに関しては、今年3月にFDAの認可をすでに取得している。
全世界で160億米ドルの市場といわれている中成薬関連分野で、中国が占める割合はわずか5%。現状では、中国は安い原料の供給を行っているに過ぎず、自らのブランドで中成薬を作るのが急務とされている。
出典:新聞晩報 2005年7月7日
担当:山之内 淳
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