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鳥インフルエンザに負けない!広州の鄧鉄涛教授がメデイアに
SARSに続いて、鳥インフルエンザの問題が、全世界を揺るがしているが、中国でも相次ぐ鳥インフルエンザ騒動に人々の間に心配が出始めている。
そんななかで、11月2日に広州中医薬大学で行われた中国国家の中医プロジェクト973計画開始の会合で、広州中医薬大学の鄧鉄涛教授がメデイアの取材に対して、中医学をつかって鳥インフルエンザは防げるとして、自信をのぞかせた。
その中で、中医学はいままで、伝染病と戦ってきたが、今回もきっと克服できるとし、SARS治療の経験から鳥インフルエンザにも十分に対応できるとしている。このなかで、中医薬の治療法を重視し、SARSのときに広州中医薬大学付属第一病院で医療関係者が中医薬を服用して1人も感染者が出なかった例を挙げ、生薬の重要性を説いた。飲食に関しては、広東省でよくよく行われる薬膳に玉竹、百合と痩せた肉を使ったスープなど有用な処方を紹介し、中医学で一般的に言われる脂っこいものや甘いもの、味付けの濃いものを避けた飲食と、太極拳・八段錦・気功を応用した体の鍛錬を行うことの必要性を説いている。
出典:羊城晩法 2005年11月3日
担当:山之内 淳
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