中医学の東洋学術出版社：中国最新情報

　10月30日に中国全国大学医薬優秀教材の授賞式が行われた。選定される範囲は、5年制、7年制の医学部の教材のほかにも、大学院で使われる教材、薬学や中医学、予防医学、法医学など医薬学全体に及ぶ。中国衛生部と全国大学医薬教材建設研究会の専門家100人あまりが審査にあたった。今回選ばれた179種類の教材のうち、1等には36種類、2等には54種類、3等には89種類で、中医学関係では1等が5種類、2等が6種類、3等が9種類選ばれた。一等に選ばれた中医関係の書籍は以下の通り。

1.『中医内科学』田徳禄（北京中医薬大学）主編
2.『推拿手法学』王之虹（長春中医学院）主編
3.『中医婦科学』欧陽卿（広州中医薬大学）主編
4.『傷寒論講義』梅国強（湖北中医学院）主編
5.『温病学』楊進（南京中医薬大学）主編

　全国83の大学、46の出版社が発行する600種類の教材の中から選ばれた。　

出典：中国中医薬報　2005年11月2日　
担当：山之内　淳