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中国広西で136例のエイズ患者が無料で中医薬治療を受ける
広西壮族自治区衛生廳の中医管理処が1月24日に記者会見し、広西にいる136人のエイズ患者がこれまでに中医薬による無料の治療を受け、嘔吐や下痢、全身のだるさなども症状が改善されたことを明らかにした。
このエイズ患者に中医薬を使用するプロジェクトは、2005年8月より行われており、広西壮族自治区の南寧・柳州・百色など3つの地区の4つの病院で無料で行われている。
使われる生薬処方は中国国家中医薬管理局が定め、広西壮族自治区の衛生部門が、その地区の気候などの条件の違いから処方を加減している。
中には、症状が劇的に改善した患者もおり、通常の日常生活に戻れたケースも見られるという。
広西壮族自治区では、現在エイズウイルス感染者は16876例、そのうち発病者は1190例、死亡者162例となっている。
エイズ患者は新薬による治療費が高く、中国では以前から比較的廉価な中医学による治療研究が行われてきた。
出典:新華社 広西 1月24日
担当:岸田 賢治
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