|
▼中国最新情報
« 中国最新情報 トップに戻る
上海の都会の真ん中に薬草園設置へ
上海でもっとも古い薬草園は、上海植物園にあるもので、1978年に作られたが、専門家にしか開放していない。柴胡・薄荷・百合・五味子・黄耆・木半夏などあわせて400種類が植えられている。2004年に一時一般公開したものの、心無い市民によって破壊されたため、改めて閉鎖されてしまった。
そこで、より市民に中薬に親しんでもらおうと、上海市では市中心部にある公園「延中緑地」に2006年6月開放を目標に薬草園の設置を進めている。前回、高価な生薬が根こそぎ盗まれた経験を踏まえて、今回の薬草園では、安価な生薬を中心に植えられる。また、面積は大きくないものの、生薬にあった環境を作り出し、説明もふやしたいとしている。
高価な生薬は植える予定はないものの、管理者は、市民に対してマナーを守って生薬に親しんで欲しいと訴えている。
出典:新聞晨報 2006年3月22日
担当:山之内 淳
ページトップへ戻る
|