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中国の有人ロケット「神舟7号」で活躍が期待される中医学
中国では2008年の北京オリンピックの年に「神舟7号」の有人ロケットを打ち上げることが明らかにされているが、この宇宙飛行では宇宙飛行士の船外活動も予定されている。
中国載人航天工程航天員システム総指揮を担当している陳善広氏は武漢大学の講演で、「神舟7号」では中医薬を本格的に搭載することを明らかにしている。
この中で、ロシアなど西洋諸国の宇宙開発プロジェクトでは、宇宙酔いなど人間が宇宙空間に出ることよって生じる体調の不良が報告されているが、いまのところ中国の3人の宇宙飛行士にはそういった報告はない。その原因として、中国の宇宙飛行士が出発前に中薬を服用して気血のバランスを整えていることを明らかにしている。
また、宇宙飛行士の体質を向上させるために、推拿や針灸なども積極的に行われているという。
プロジェクトの内容がさらに複雑になる「神舟7号」の打ち上げでは、陸上における中医薬の服用だけでなく、宇宙飛行士が宇宙空間にはいった後も、中医薬を使っての疾患予防への試みも行われるようだ。
出典:武漢晨報 2006年4月25日
担当:岸田 賢治
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