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世界で始めての「中医学」を教える孔子学院がタイに
中医文化を海外に伝えるための施設として、「孔子学院」が一役買うことになった。
中国政府の中国対外漢語教学領導チームは、温州医学院と温州大学、タイ東方大学と合同で、バンコクの東南約100キロの敷地に、中医学を教えるための「孔子学院」を設立することになった。
「孔子学院」プロジェクトは、全世界に100箇所の施設を設立して、中国語と中国文化を紹介する中国政府のプロジェクト。2004年に韓国ソウルにはじめての孔子学院が設立されてい以来、これまで全世界に40箇所設立された。
温州医学院とタイ東方大学は、2000年より合作を進めていて、その中には中医学教育プログラムも含まれている。温州医学院が中医教育を担当し、温州大学が中国語教育を行うことになる。
2005年10月にそのさきがけとして温州医学院がタイに3ヶ月にわたって中医学の専門科を派遣し、現地住民の診療に当たったが、毎日大勢の患者が押し押せ、大盛況だった。
タイではすでに中医学が合法的な地位を確保している。さらに、現地の華僑などと協力しながら、中医学の普及を進める方針だ。
出典:東方早報 2006年6月1日
担当:山之内 淳
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