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通巻146号・147号◇【調査報告】わが国における中医鍼灸の実態調査
はじめに
1970年代のハリ麻酔ブーム以来,わが国に中国の鍼灸が紹介されるようになって40~50年となった。その間,翻訳や中国との交流を通じて体系的な中医学がわが国に紹介され,近年では鍼灸養成学校の教育に導入されるまでになった。しかし一方で,臨床において中医学を応用している人の数は,それほど多くないという調査結果が報告されたこともある(小川卓良ほか:現代日本鍼灸の実態調査.社会鍼灸学研究2011)。
そこで,編集部では2016年6月30日~7月31日の期間において,『中医臨床』の執筆者と当社刊行物の読者を対象に「中医鍼灸の実態調査アンケート」を実施した。調査対象が『中医臨床』の執筆者と当社刊行物の読者であるため,本調査結果がわが国の実態をそのまま表したものとはいえないが,中医鍼灸の実践者あるいは中医鍼灸に関心をもつ者の実態や見解を一定程度反映していると考えられる。
調査の方法
『中医臨床』の執筆者と当社刊行物の読者(当社の顧客名簿から任意に抽出)を対象に,アンケート用紙を郵送し,選択式と自由筆記を組み合わせた形式で回答を呼びかけた。アンケートは1千通(そのうち27通は宛先不明で返送)を郵送して207名から回答を得た(回答率:21%)。
調査報告/わが国における中医鍼灸の実態調査〈前篇〉(146号・PDF)
調査報告/わが国における中医鍼灸の実態調査〈後篇〉(147号・PDF)
『中医臨床』通巻146号(Vol.37-No.3)
通巻147号(Vol.37-No.4)
より転載
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