本号の主な内容
巻頭企画◇プライマリ・ケアを支える中医学 ~中国リポート~
【特別連載/血液疾患】
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■[大剤の応用]黄耆(仝小林)
■[傷寒論歴史考]『傷寒論』のルーツを探る ~『湯液経法』(銭超塵)
■[傷寒論講座]宋板の少陽篇って何だろう(別府正志)
■[鍼灸症例]「中医鍼灸 実践へのみちすじ」を示す3症例
■[穴性論]第2穴 「太衝」(金子朝彦ほか)
■[私の鍼灸補瀉手技]意念・意守をもちいた補瀉手技(奈良上眞)
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目次
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【巻頭企画/プライマリ・ケアを支える中医学~中国リポート~】
◆リード 地域医療において中医の真価を発揮(編集部)
◆リポート 北京と天津で進む中医の地域医療サービス(馮磊・胡彬)
◆リポート 上海の地域医療にみる中医学(藤田康介)
【特別連載/血液疾患】
(医学生のための漢方医学編集委員会)
◆中医学の目 血液疾患の中医学治療
◆日本の現状 血液疾患の漢方治療
*大剤の応用/第6回/黄耆(仝小林)
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中医診察ナビゲーション◇難治性疾患の弁証論治
補益肝腎・益気養血による腕神経叢の病変治療(丁元慶)
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師に学ぶ/国医大師・路志正先生8/産後の痹証(李福海)
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杏林春秋
五行理論について<3> ~五行と五臓の相互関係――心脾相生~(土方康世)
経方医学臨床録〈7〉(江部洋一郎)
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漢方エキス製剤の中医学的運用
食後嗜眠に人参湯が奏効した1例(渡邊善一郎)
四肢の紅斑と左股関節痛に五苓散の短期間投与が有効だった1例(河﨑文洋)
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難病・奇病に挑む杜雨茂教授の臨床[第5回]
浮腫(趙天才・董正華)
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国医大師・朱良春先生の臨床⑦/骨傷難症の新しい治療法
呉佩衝・朱良春の学術思想からの発展(邱志済)
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興味深い論文
病機を核心にした弁証論治の新体系〈後篇〉(周仲瑛・周学平)
2型糖尿病=消渇にあらず(仝小林)
化学療法による副作用の緩和に李東垣の「陰火」理論を応用する(郭俊華・黄挺)
*傷寒論歴史考1/『傷寒論』のルーツを探る
『湯液経法』考(銭超塵)
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古典に学ぶ/張錫純の黄耆の補気法
『医学衷中参西録』に学ぶ(岡部佐重)
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『傷寒論』講座/『傷寒論』にまつわる疑問[第7回]
宋板の少陽篇って何だろう/宋板篇その4(別府正志)
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内経入門/第6回/陰と陽の関係って?(斉藤宗則)
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未病を治す智恵⑪/夏の猛暑を乗り切る庶民の智恵(藤田康介)
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弁証論治トレーニング74〈蕁麻疹〉(高橋楊子・呉澤森)
*鍼灸症例/中医鍼灸 実践へのみちすじ
1 鍼灸三通法による顔面神経麻痺についての治療報告(賀偉)
2 閉経治療を例にした中医鍼灸臨床の思考テクニック(齋藤隆裕)
3 肝鬱気滞と衛気虚(竹市守克)
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穴性論/いま,穴性を問う
~日本の臨床に適合した穴性構築に向けて~第2穴/太衝
(金子朝彦・岩渕浩司・田辺義典・高士将典・李昇昊)
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リレー連載/私の鍼灸補瀉手技/第5回
意念・意守をもちいた補瀉手技(奈良上真)
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鍼灸百家園
督脈と奇経を組み合わせたうつ病,パニック障害,双極性障害の治療(藤井正道)
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仮免鍼灸臨床からの脱皮/その10/「安産灸=三陰交」を検証する
安産は三陰交への灸のみで可能か(塚田こずえ)
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鍼灸百話/第⑬話/陰部瘙痒症に蠡溝の灸で即効!(篠原昭二)
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近況雑感/郄穴について考える(浅川要)
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中医ニュースPickup 中国,国家をあげて中医薬のサービス貿易を推進(編集部)
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書 評 『日本人が書いた中医鍼灸実践マニュアル 上巻』若杉寛著(兵頭明)
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書籍紹介
『今日も元気』(山本廣史著)
『「傷寒・金匱」薬方大成』(中川良隆著)
『これならできる歯科漢方治療』(五十嵐治義ほか監修)