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中医臨床 通巻115号(Vol.29-No.4) 特別連載/小児科疾患〈前篇〉・特集/機能性ディスペプシアの治療
| 【特別連載/小児科疾患〈前篇〉】
漢方医学の入門テキスト『医学生のための漢方医学』【基礎篇】の続篇として,【臨床篇】が長期連続特集としてスタート。西洋医学的理解をベースに,中医学と日本漢方を同じ土俵にあげ,疾患別に総合的な情報を盛り込んだ新しい試み。第1回は小児科疾患,特に小児の感染症を取り上げる。 【特集/機能性ディスペプシアの治療】
近年,機能性消化管障害の分類としてRomeⅢ基準が出され,なかでも器質的病変のみられない機能性ディスペプシア(FD)が注目を集めている。臨床研究分野では,食後愁訴症候群(PDS)には六君子湯,心窩部痛症候群(EPS)には半夏瀉心湯といったエビデンスが蓄積されてきており,病名投与の有用性が一定程度示されている。一方で,患者の病態をしっかりと把握したうえでの臨機応変な処方運用の大切さも忘れてはいけない。特集ではその両方について紹介する。 |
本号の主な内容
【特別連載/小児科疾患〈前篇〉】
【特集/機能性ディスペプシアの治療】
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■インタビュー 平馬直樹先生に聞く
[中医学の魅力]中医学の本質とは何か
■[中医診察ナビゲーション]痿証の弁証論治
■[論文]麻黄細辛附子湯の来源
■インタビュー 譚源生氏に聞く
針灸の弁証論治形成の謎を解く
■[弁トレ]湿疹・眼痛・顔面の痺れ
■[新・学生のための針灸臨床講座]頭痛
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目次
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【特別連載/『医学生のための漢方医学』[臨床篇]第1回】
小児科疾患〈前篇〉
『医学生のための漢方医学【臨床篇】』編集委員会
『医学生のための漢方医学』[臨床篇]の開始にあたって(安井廣迪)
◆プロローグ 小児科疾患〈前篇〉
◆総 論 漢方医学からみた小児の特徴
◆各 論 小児感染症
◆各 論 代表的な小児感染症の漢方治療
さらに詳しい目次を掲載しました
「代表的な小児感染症の漢方治療」より
「カゼ症候群(一般的感冒)」「インフルエンザ」の一部を掲載(PDF)
【特集/機能性ディスペプシアの治療】
◆総説① 機能性ディスペプシアの治療概況(岡部竜吾)
◆総説② 中国におけるFDの中医治療(寺崎真)
◆症例報告 機能性ディスペプシアの治療経験
①柴朴湯が著効したFDの1例(星野卓之)
②FDの治療失敗例―結果的に桂枝茯苓丸が効果的だった1例(入江祥史)
③四逆散にて著効したFDの1症例(荒井勝彦)
④柴陥湯によるFDの1例(原譲)
⑤補中益気湯にて軽快したFDの1例(曺桂植)
* 私の診察日記(23)(風間洋一)
* 中医診察ナビゲーション◇難治性疾患の弁証論治
痿証(結節性甲状腺腫を合併した重症筋無力症)(丁元慶)
* 中医火神派への接近③ うつ(不安)状態からの社会復帰のために (小髙修司)
* 興味深い症例 逍遙散加減により肝機能の改善がみられたNASHと考えられる一例(上桝次郎)
* 漢方医学◇見聞録
熊本赤十字病院内科医師・加島雅之流漢方(西森婦美子)
* 続・『宋以前傷寒論』考 麻黄細辛附子湯の来源(岡田研吉)
* 生薬コラム14 生薬の選び方・使い方 ―陳皮と橘皮―(小松新平)
私はこう使う 臨床応用のコツ(永島知子・飛奈良治)
* インタビュー 平馬直樹先生に聞く
中医学の魅力 第1回
中医学の本質とは何か(編集部)
* 針灸の弁証論治形成の謎を解く
インタビュー 譚源生氏に聞く (編集部)
民国時代の針灸学 (編集部)
* 新・学生のための針灸臨床講座 第9回 頭痛(2)(兵頭 明)
*読者から質問&回答(回答 兵頭明)
* 弁証論治トレーニング60〈湿疹・眼痛・顔面の痺れ〉
回答へのコメント(高橋楊子・呉澤森)
次回出題 月経随伴性気胸(呉澤森)
* 針灸質問コーナー
106 痹証の治療でより効果を上げるコツは?(金子朝彦)
* 日本で活かす中医針灸のススメ(3)
督脈通陽法と奇経を用いたうつ病・パニック障害の治療[前篇](藤井正道)
* 実践的脈診講座 テーマ3:脈象の変化を見逃さない(山田勝則)
*REPORT 温知会500回記念公開講演会(編集部)
*REPORT 北京で針灸の技法を学ぶ国際学術大会が開催(編集部)
* インタビュー 香港浸会大学中医薬学院・劉良学院長に聞く
ライセンスの分離が高めた中医の地位と実力
――今後の中医発展のカギをにぎる香港の制度(編集部)
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