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中医臨床 通巻110号(Vol.28-No.3) 特集/「毒」の概念

中医臨床通巻110号  【特集】「毒」の概念
「毒」の概念は種々あり一様ではないが,「毒」とは六淫・痰飲・瘀血・七情などが蓄積し鬱滞して,それが一定のレベルを超えたものであり,①峻烈,②頑固,③相兼ねるといった特徴がある。「毒」は,本来の病邪の特徴を残しているが,まったく異なる概念としてとらえる必要がある。近年,「毒」に対する認識は新展開を迎えており,腎病・肝病・がん・脳血管障害・リウマチなど膠原病の弁証論治において,毒邪理論が応用されている。本特集では,「毒」の意味・分類から,臨床各科における応用について紹介する。

定価 : 本体1,571円+税


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本号の主な内容
【特集/「毒」の概念】
 中医の毒邪とは
 中風病毒邪論
 腎病と毒
 老中医の毒邪学説と臨床
 毒邪肺熱病ほか
■[注目すべき中医の実力]糖尿病性足壊疽
■[難治性疾患に挑む]メタボリックシンドローム
■[『傷寒論』方薬解説]五苓散
■[針灸症例]月経痛
■[新・学生のための針灸臨床講座]ぜんそく
■[温故知新]楊介賓の刺針手法


目次

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【特集/「毒」の概念】
  * 中医の毒邪とは(張傑・尹艶艶・王芝蘭)
  * 中風病毒邪論(常富業・王永炎)
  * 「毒損脳絡」学説における症状研究の探求(鄒憶懐)
  * 腎病と毒(孫雲松・王建明・皮持衡)
  * 周仲瑛教授の毒邪学説と臨床応用(趙智強)
  * 『金匱要略』から陰陽毒を論ずる(張谷才)
  * 毒邪肺熱病の弁証論治(任継学・張志強) 


* 中医学で難治性疾患治療に挑む<第10回>
  痰飲と炎症とメタボリックシンドローム―Static Metabolism Syndromeの1例を通して―
(峯 尚志・篠原明徳)

* 私の診察日記(19)(風間洋一)
*興味深い論文/郭子光教授による原発性マクログロブリン血症の弁証論治(侯徳建・常名空)
*『傷寒論』方薬解説/五苓散[2](聶恵民)
*深く印象に残っている症例/アトピー性皮膚炎の治療経験(緑川沢樹)

* 生薬コラム<9>
  ・生薬の選び方・使い方/―桂枝と肉桂―(小松新平)
  ・私はこう使う・臨床応用のコツ(滝原章宏・岡田研吉)
* 中医臨床小説/老中医の診察室/第41回
   補法は治療法の一つ,膏方は精錬された薬方(柯雪帆)
* 歴史への招待/宋代の医書出版の歴史的背景 (岩井祐泉)
 
*書籍紹介/
  ・馬王堆出土文献訳注叢書『五十二病方』馬王堆出土文献訳注叢書編集委員会編/
  小曽戸洋・長谷部英一・町泉寿郎著
  ・『小動物のための東洋獣医学―基礎から実践まで―』/竹内裕司著

* 注目すべき中医の実力/
  腰痛・腹瀉の同治と異治(補腎不如補脾・脾湿腰痛(楊博華)
  中西医結合による糖尿病性足壊疽70症例の臨床研究(キ魯光・劉貴陽・朱丹平ほか)       
* リポート/第5回日本中医学交流会大会(編集部)      

* 新・学生のための針灸臨床講座 第4回 ぜんそく(1)(兵頭 明)
* 弁証論治トレーニング<55>カゼ・気管支炎
  ・回答へのコメント(劉海洋・呉澤森)
  ・次回出題口臭・体臭(呉澤森)
* 針灸質問コーナー
  93/五悪について(左合昌美)
  94/暑邪について(益田尚)
  95/燥邪について(藤井正道)
* 温故知新/名中医の鍼灸に学ぶ<14>刺針手法(楊介賓) 
* 興味深い針灸症例/月経痛(河原保裕)
* コラム/世界の動き/フランスにおける中医学

* 針灸の弁証論治/こんな患者が来たらどうしますか<第10回>
  副鼻腔炎・ひんぱんに顎がはずれる

* リポート/TCMN夏大会10周年記念大会(編集部)
        中医学ネットワーク(TCMN)創立10周年を迎えて(瀬尾港二)
* 書評 DVDビデオ『美容鍼灸の実践』北川毅監修 北川毅・王財源・中根一出演(浅川 要)

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